レスコハウスのRC住宅に興味を持つ
この間、ハウスメーカーランキングを集計した結果ダークホース的な感じで名前が上がってきたレスコハウス。
コンクリ造なのに、社名はヒノキ。
今回調べてみるまで社名すら聞いたことなかったんだけど、まぁコスパ良しなハウスメーカーなら、問い合わせ入れてみる価値ありよねとググってみる。
資料請求しただけですぐに電話してきてくれて、地盤が心配って言ったら会う前なのに現地視察してくれて、なかなかいい感じ。
すぐに現地見てくれて、特に問題なさそうと言ってもらえて一安心。
だったけど、工法上、全面陸屋根にする必要があるので、ロフトには対応できないとのこと。
ダメもとで地下収納はどうですか?と聞いてみるも、今はやってないらしい。
壁も堅牢さを追求するために他の工法よりも厚めになっちゃうらしい。
いくら丈夫でも、狭小住宅向きではないな・・。
あえなく見送りとなったのでした。
世の中の悩みの大半はエクセルが解決してくれると思う|ハウスメーカーランキングを勝手に集計
ハウスメーカー選びに行き詰まった私。
困った時にやることはただ1つ。
エクセル神にお伺いを立てること。
比較検討できる要素を集め、打ち込み、集計するのみ。
ただね、ハウスメーカーに関しては各社のホームページによってアピールポイントが全然違うからね、、なんの参考にもならないw
と言うわけで、先人のお知恵を拝借すべく、ランキングサイトを読み込むということで幕引きを図りたいと思います。
いざ!
の、前に今回の比較検討にあたっては全面的にとある東北人さまのブログを参照させていただきました←
詳細が知りたい方はそちらをご覧ください。単語の解説とか懇切丁寧でとても参考になるかと思います。
坪単価が安いランキング編
とある東北人さまのブログでは、全カテゴリでランキングしてありましたが、私の場合、どちらかというと鉄骨の方が気になっているので、抜粋して比較してみました。
まずは木造ハウスメーカー。
見事に聞いたことないメーカーが並んでいる。。
やっぱり中小企業の方が広告宣伝費かけていない分割安なのかも。
続いて鉄骨を手がけているハウスメーカーのランキング!
メーカー名の左側に書いてある数字は、参照元ブログのランキング順位をそのまま転載してます。
やっぱり、木造より鉄骨造の方がお高いのね・・。
せっかく抜粋したついでに、単価目安の上と下との平均も出してみたけど、百年住宅・積水ハウス・無添加住宅と、積水以外はこのランキングではじめて知るメーカーだわ。
あとはトヨタホームも意外。
トヨタってお家も手がけていたんだ!?って驚きと、意外とお安いという驚きと。これはちょっと問い合わせ入れてみたい。
耐震性能ランキング編
お次は耐震性能編。
「実大振動実験」の「最大ガル数(≒揺れの大きさ)」を元に作成されたランキングだそう。
ちなみに、ガル数の目安はこんな感じらしい。
▼主な地震のガル数
・1995年 阪神淡路大震災:891ガル
・2004年 新潟中越地震:1,722ガル
・2011年 東日本大震災:2,933ガル
・2016年 熊本地震:899ガル
不明点があれば、とにかく参照元に当たることをお勧めしますw↓
【耐震性能が高い】ハウスメーカーランキング【地震に強い頑丈な家】
この表で行くと、理論上は新潟中越地震に耐えられるくらいってことみたいね。
そして次は耐震性能@鉄骨系のメーカー編。
坪単価ランキングと登場する顔ぶれが結構変わってきましたね〜。
お値段と性能はやっぱりある程度の正比例の関係ってことでしょうか・・。
ちなみに、ガルってなんやねん!ってめっちゃ心配になって色々見たけど、新耐震基準をちゃんと満たしたおうちの倒壊はほぼなかったし、このランキングに載っているようなメーカーならどこでもそんなに心配しなくてもいいのかな〜って気がしてる。
※参照した資料:熊本地震で倒壊した住宅に関する報告書
あと、このランキングだとパナソニックホームズってあんまり上の方に出てきてないけど、この間説明聞いたらすごかった。
地震ってその時々ごとに周波数が異なるらしいんだけど、建物が万一共振してしまうと超揺れてしまって危ないから、過去に発生した主要な地震全ての周波数で建物を揺らしてみて、共振の可能性を下げるように工夫したらしい。
その検証のために1つの建物を100回以上も揺らしまくってみて、全然びくともしなかったから日本に存在する地震再現装置で最大出力の力で揺らしてみたものの、窓ガラス一枚割れずに済んだとか・・。
1つの建物を100回以上も揺らすのもすごいし、これは可能性あるから最後に最大出力行っちゃえ!っていうのもとんでもない発想だよね。
私なら「順当に実験成果が得られてきているから、もう試験は早めに切り上げて帰りましょ😻」とか言ってしまいそうだw
だいぶ脱線したけど、鉄骨ランキングの右に2と付けたのが、今のところ2回登場している有力候補のメーカーです。
断熱性能ランキング編
お次は断熱性能。
ここでも木造の方が上位にランクインしてきてますね〜。
しつこいようですが、不明点があれば、とにかく参照元に当たることをお勧めしますw↓
【耐震性能が高い】ハウスメーカーランキング【地震に強い頑丈な家】
もうUA値がなんだったかなんて忘れてしまったぜ!←
実際、木よりは鉄の方が熱伝導圧倒的にいいから、ここは納得感あるかな。
鉄骨編はこんな感じ。
ついでに鉄骨系のおうちの気密性(Q値)も見てみたけど、パナソニックホームズまででZEHに適応。レスコになるとH25省エネ基準にギリギリ合格って感じ。
ということで、セキスイハイム・積水ハウス・トヨタホーム・レスコハウスに問い合わせを入れてみようと思うのでした(ミサワホームは玉砕ずみ、パナソニックホームズは商談中)。
ランキングの読み解きだけでこんだけぐったり来るのだから、とある東北人さまの記事作成の労力はとんでもなかったに違いない。尊敬。
もうくたびれきったので、今日はここまで。
またね。
ティーパーティーにお呼ばれ|ハウスメーカーの講演会に参加してきたよ
本命のハウスメーカーとの何回目かの商談で「内心、もう契約するって思ってますよね」とたたみかけられる。
もうちょっと予算に近づいたら充分あり得ますね、と返すと差し出されたのが、「感謝祭のご案内」
まだ感謝されるようなことは何ひとつしていないのだが・・・!というツッコミを必死に抑えつつ、詳細を聞く。
毎年、年度末になると会社の偉い人たちが集まって、講演会を行って、そこで契約するって確約を取れるといろんな人の評価が上がる・・らしい。
私たちの場合、イベントに参加してもしなくても契約するとは思うけど、今回相談しているのは割と高級な部類に入るメーカーなので、どんな人が建てるんだろうなぁって興味津々で参加を決める。笑
イベントの内容は、ホテルの宴会場を貸し切って講演を聞きながらアフタヌーンティーをいただくというもの(ちなみに、メーカーの名誉のために補足しておくと、パーティー開催時はなんの宣言も出てない谷間の時期でした。私が記事書くの忘れてただけw)。
恐るべし、大手ハウスメーカーの力。
「例年ならばお酒も振る舞って、本当にちょっとしたパーティーの様相だから、お茶会形式って僕らもうまくいくかちょっと不安なんです」という、営業さんのぼやきが恐ろしい。笑
当日、興味津々で会場に向かうと参加者は見事に年配の方々ばっかり。
聞けば、年配の資産家の方々は、相続税対策で賃貸用のビルを建てるらしい。
あんまり細かいことは分からないけど、現金を減らして建物にすることで相続税査定上の資産価値が減り、毎月現金が入ってくるから相続した子供もハッピーという仕組みらしい。
かたや土地代を節約してその分しっかりしたメーカーのお家を手に入れようとしている私たちと・・うーん、住んでる世界が違いすぎる。笑
いつか「相続税対策でマンション建てることにしたわ〜!」とか言ってみたい。笑
建築設計費に腰を抜かす
ちょっと前に訪問した気さくな建築士さんからの概算見積のメールが届いた。
うん、高い。
予想はしてたけど、それでもやっぱり・・高い。
一般的に設計・監理費用は建物本体+基礎工事の10〜15%くらいと聞いていたから、そんなにずば抜けたパーセンテージを提示されたわけではないのは分かっているけど、いかんせん元の金額が大きいからインパクト絶大。
建物が2,600万円、地盤改良が100万円。2,700万円。
そして今回の設計士さんの設計料は12%なので、324万円。合計で3,024万円。
さらに、本体に対して付帯工事とかなんとかが一定の割合*1で乗ってくると。
さらに消費税が10%・・・!
ひー、もう計算したくない!
初めの打ち合わせで「木造でコストを抑えれば予算内でも十分素敵なおうち建ちますよ」って 言ってたのに〜!涙
木造は雨漏り怖いけど、それでもお値段がちょっとでも可愛くなるならアリかなって思ってたけど、そもそもお値段だってここまでくるとどう考えても軽量鉄骨建つよね。
「予算オーバーだからちょっと考え直します。」って言ったら「ちょうど今、別の工務店からも返事が返ってきて、そこなら500万円ほど安く収まりそうです」と連絡が入る。
元がふっかけてきてたのか、それとも大事な何かをそぎ落とされてしまったんだろうか・・・?設計管理費しかもらいませんと言ってるけど、工務店からキックバックでももらっているんじゃないだろうか。なんて疑心暗鬼に陥る。
自分でもめちゃくちゃ言っている自覚はあるけど、ハウスメーカーが値引きしまくってくるのはすんなり受け入れられるクセに、個人でそんなにガシガシ攻められるとドキドキしちゃう!
なんかおうち建てるのって本当に大変なのね・・。
*1:本体工事 77%・附帯工事 6%・家具&インテリア 5%・外構工事 5%
なぜ、アラサーOLは軽量鉄骨でお家を建てようと思ったのか
答えはいたって簡単。
実家の土地が狭いから!
都内ではややコンパクトだね。四人家族でギリギリ暮らせるかな?ってくらいの面積の土地に、普通のお家ではなく、二世帯住宅を建てたいと思ったのです。
そして、その話に乗ってくれた私の親は独立心が強く、自分専用のキッチンを作ることで土地を貸してくれる同意が取れたのです。
つまり、二階建てのお家のワンフロアを親世帯に明け渡し、ちょっと広めのワンルームマンションくらいのスペースにキッチン・リビング・寝室を押し込むという難易度の高い間取りからスタート(水回りはさすがに共有にしました。)。
そして、狭いお家でスペースの有効活用といえば、ロフトか地下収納。
浸水ハザードマップでやや警戒エリアに属する私のお家ではロフトを取るのが妥当な選択。
しかし!お家を立て替えるにあたって、私の1番の希望は在宅勤務を快適に過ごしたいということ。
日中はお庭を眺めながら仕事して、お昼休みには屋上でランチしたい!!!
そう、結果的に「屋上とロフトが両立できる」がハウスメーカー選びの基準となったのです。
なので、陸屋根か斜め屋根の究極の二択しかないRC造はNG。
↓
木造は雨漏りが怖いので微妙かな。
↓
軽量鉄骨で柔軟な間取り相談に乗ってくれる会社を探そう!
しかしね、これからまたちょこちょこ書いていこうと思うけど、「柔軟な間取り相談に乗ってくれる」という会社が予想以上に少なかった・・。
この記事を書いている時点で、A建築・Uデザイン・Y事務所・Dハウス・Pホーム・Rハウス・Sハウス・M ハウス・Cホーム・Sハイム・Hハウス・Tハウジング・Tハウス(すでに社名すら忘れているのも何社かありそう)・・少なくとも13社は話を聞いてみたけど、結局本気でこちらからお断りしたのは1社だけで、あとは先方の問題で1社を残してほぼフェードアウト。
まぁ、結果的に選ぶ苦しみを味わわず、運命のハウスメーカーに出会えたので、結果オーライということで。
憧れの建築事務所がもたらしたもの・・
昨日書いた、憧れの建築事務所。
現実離れした予算感と上手に暮らす難易度が高めの事例を目の当たりにして、アトリエに移動して打ち合わせする頃には「深いお付き合いはないな」って思ったけど、さすがは先生。
雑談のつもりが、全て建築トークに収斂していく。
断熱は建材が長持ちする外張り断熱がおすすめ。もっと言えば内外断熱と言って断熱材を2枚貼りしてあげると空調の効きが素晴らしい。
最近は外来種のアメリカカンザイシロアリが急激に広まってきているから、乾燥しているだとか2階以上だとかというだけでは油断できない。
明かりはベースの明かりは最低限に抑えて、要所に間接照明などで光だまりを作ってあげると上質な空気感が出来上がる。
家具は家の一部だから、きちんと予算を残して新居に相応しいものを作らないといけない。
家のメンテナンスは全然難しいことない、こまめに目を配ってあげるだけで大丈夫(いやそれ、先生だからだよ!)。
予算も土地もそんなにないのに、すっかり頭でっかちになってしまった打ち合わせだったのでした・・。
まさか先生の知識のせいでひどい目に合うとはつゆ知らず、なんとも言えない気持ちで事務所を後にしたのでした。。
懲りずに設計事務所に訪問してきたぞ|建築士は芸術家?
ついに行ってきました!大御所先生の美しいショールーム&アトリエ。
もうね、問い合わせ入れる前からハードル高くて。
これまで手がけた実績のお写真はミニマム30坪だし、明らかにお高そうだったけど、ピンタレストで中庭とググって出てきたステキなお写真があまりに美しくて・・。
綺麗な夕焼けと、屋上と、中庭の緑が・・今思い出してもあんなおうちに住めたら幸せだろうなぁって思う。
要はとにかく連絡入れるのすら恐れ多い先生だったけど、事例集のあまりの美しさと、実家から適度に近いエリアなので意外と安かったりしないかなぁと問い合わせしたってことです。
先生自ら、ちゃんとメールに返事もくれました。
初回のヒアリングは無料で行っていること、建築事務所とご自宅が隣らしく、当日はショールームがわりにご自宅を内覧させてくださるとのこと。
毎晩毎晩、事例のお写真を見ては訪問を楽しみにしてきました。笑
当日は緊張しすぎて、遅刻魔の私たちがまさかの5分前到着。
個人の方だから早すぎると迷惑だよねなんて事務所の前の通りでお水飲んで一息入れていたら、私たちのはしゃぎ声が聞こえてしまったらしく、思わぬタイミングで先生登場。
お行儀悪くてすみませんw
そして、キョロキョロしてたらすぐ自分たちの後ろのお家を指差される。
「あー、これがあの憧れのお家か!」確かに左官仕上げの壁は、さりげないのに近隣のどのお家ともちょっと違う、そんな雰囲気。
ドア開けてすぐ目に入る光たっぷりの螺旋階段。美しい。
螺旋階段のすぐ下に植えられたアイビーが、まるで屋外のカフェにでもいるような不思議な気分にさせてくれる。
が、エントランスを入って、小上がりを登ると・・・なんだか暮らしにくそう。
玄関入ってキッチンが正面にある珍しい作りなんだけど、空間の広がりを出すために造作したらしく、世間一般のキッチンよりもかなりコンパクトなサイズ感で、脳みそが距離感についていけない。なんか視界がギクシャクするww
どのお部屋も隠すことなく見せてくださったのだけど、私たちはこういう「ていねいなくらし」みたいなお家、きっと合わないな。
先生のおうちは来客が多いから綺麗に整えてあったけども、それでもミニマルにデザインされた洗面台には戸棚がないから、どぎつい洗剤のストックがむき出しになっていたり、寝室にお洋服がむき出しでかけられていたり、ところどころでちょっと見る方が気まずくなるような生活感が垣間見える。
先生レベルのお家ですらこんな状態なんだから、ガーッと丸めてポイしたいタイプの私たちじゃとてもとても美しい状態保てないわ。
夢と現実のギャップを目の前に突きつけられた事務所訪問だったのでした。
あ、お値段もめっちゃ高かったです。
コスト圧縮のために木造で作っても、結構お高いハウスメーカーの軽量鉄骨の2割増くらいがミニマム予算とのこと。
すっきりミニマムに暮らすのは夢のまた夢だわ。笑