懲りずに設計事務所に訪問してきたぞ|建築士は芸術家?
ついに行ってきました!大御所先生の美しいショールーム&アトリエ。
もうね、問い合わせ入れる前からハードル高くて。
これまで手がけた実績のお写真はミニマム30坪だし、明らかにお高そうだったけど、ピンタレストで中庭とググって出てきたステキなお写真があまりに美しくて・・。
綺麗な夕焼けと、屋上と、中庭の緑が・・今思い出してもあんなおうちに住めたら幸せだろうなぁって思う。
要はとにかく連絡入れるのすら恐れ多い先生だったけど、事例集のあまりの美しさと、実家から適度に近いエリアなので意外と安かったりしないかなぁと問い合わせしたってことです。
先生自ら、ちゃんとメールに返事もくれました。
初回のヒアリングは無料で行っていること、建築事務所とご自宅が隣らしく、当日はショールームがわりにご自宅を内覧させてくださるとのこと。
毎晩毎晩、事例のお写真を見ては訪問を楽しみにしてきました。笑
当日は緊張しすぎて、遅刻魔の私たちがまさかの5分前到着。
個人の方だから早すぎると迷惑だよねなんて事務所の前の通りでお水飲んで一息入れていたら、私たちのはしゃぎ声が聞こえてしまったらしく、思わぬタイミングで先生登場。
お行儀悪くてすみませんw
そして、キョロキョロしてたらすぐ自分たちの後ろのお家を指差される。
「あー、これがあの憧れのお家か!」確かに左官仕上げの壁は、さりげないのに近隣のどのお家ともちょっと違う、そんな雰囲気。
ドア開けてすぐ目に入る光たっぷりの螺旋階段。美しい。
螺旋階段のすぐ下に植えられたアイビーが、まるで屋外のカフェにでもいるような不思議な気分にさせてくれる。
が、エントランスを入って、小上がりを登ると・・・なんだか暮らしにくそう。
玄関入ってキッチンが正面にある珍しい作りなんだけど、空間の広がりを出すために造作したらしく、世間一般のキッチンよりもかなりコンパクトなサイズ感で、脳みそが距離感についていけない。なんか視界がギクシャクするww
どのお部屋も隠すことなく見せてくださったのだけど、私たちはこういう「ていねいなくらし」みたいなお家、きっと合わないな。
先生のおうちは来客が多いから綺麗に整えてあったけども、それでもミニマルにデザインされた洗面台には戸棚がないから、どぎつい洗剤のストックがむき出しになっていたり、寝室にお洋服がむき出しでかけられていたり、ところどころでちょっと見る方が気まずくなるような生活感が垣間見える。
先生レベルのお家ですらこんな状態なんだから、ガーッと丸めてポイしたいタイプの私たちじゃとてもとても美しい状態保てないわ。
夢と現実のギャップを目の前に突きつけられた事務所訪問だったのでした。
あ、お値段もめっちゃ高かったです。
コスト圧縮のために木造で作っても、結構お高いハウスメーカーの軽量鉄骨の2割増くらいがミニマム予算とのこと。
すっきりミニマムに暮らすのは夢のまた夢だわ。笑