2021年春、アラサーOLが新築一戸建てを建てるブログ。

コロナをきっかけに昭和最後のアラサーOLが戸建て新築に奔走するブログ。

四角い堅牢なお家は本当に堅牢なのか?|ヘーベルハウスフェードアウトの巻(前編)

ここまで着実にへーベリアンの道を歩んできたにゃーりんたち。

地盤改良を施した強固な土台に、総ALCコンクリートの丈夫な構造体、光触媒塗装で目地まで傷みにくく長持ちする美しい外壁。

カタログに書いてある「都市のシェルター」という言葉がまさにぴったり。あのコピーと深紅の鉄骨のビジュアル考えた人、本当に天才。

 

堅牢で素敵なお家への憧れと、これまで聞いてきた話やネットの情報からお高いんだろうなぁという恐怖心wとを抱えながら、地盤調査&見積もりを依頼。

 

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ハウスメーカーのお見積書ほど分かりにくいものはない・・!と思う今日このごろ。

 

地盤調査をした週の日曜に結果と概算の見積もりを受領する約束にはなっていたものの、調査終了後に速攻営業マンから電話がかかってくる。

 

●営業マン「本日調査に伺わせていただきました。」

 

●にゃーりん「ありがとうございます。(わざわざ電話してくるって何か不穏なことでもあったのか・・?)

 

●営業マン「お土地、調査させていただいたのですが、地盤がとても軟弱で・・結構本格的な地盤改良をしなければならなくなりそうです。」

 

●にゃーりん「そうなんですか・・」

 

●営業マン「地盤改良ってとってもお値段が張るので、当初聞いていた予算よりオーバーしてしまいそうですが、いくらなら即決で買ってくれますか?」

 

●にゃーりん「予算オーバーしちゃうなら、その時点で即決っていうわけにはちょっと・・」

 

●営業マン「でも、お値段頑張らせてもらうので確約がないと、、いくらなら買うと約束してもらえたら社内交渉してみますので。いくらならいいですか?」

 

●にゃーりん「えー・・そんな事言われても、額も大きいし即答できないですよ。まぁでも、当初伝えていた予算より多少なりとも下げてくれるなら・・」

 

●営業マン「当初予算より30%アップならどうですか?20%アップなら??」

 

●にゃーりん(何この人、もう全然噛み合わないんですが・・!?)ところで、お値段もそうなのですが、主人が御社のお家のクチコミを調べていたら、すごく怖い噂を見つけてしまって・・・先日の営業マンさんのお話とも矛盾するので、次回のお打ち合わせまでにきちんと調べてもらいたいと思っているのですが、相談してもいいですか?」

 

●営業マン「なんですか?うちには死角なんてありませんよ?」

 

●にゃーりん「ネットの情報なので真偽は全くわからないのですが、御社で建てた方が10年後にシロアリ点検のおハガキを受け取ったっていうんです。しかも、その方の場合穿孔処理になるらしく、せっかく建てたお家に傷をつけることになってしまったと書かれていました。営業マンさんのお話を聞いて、シロアリ対策がいらない安心なお家っていうのは内心とってもポイント高かったので、心配だし、何より先週はっきりシロアリに負けないっておっしゃってたので、もし事実と違ったら、構造体のお話とかも信用できなくなっちゃうなって思って・・」

 

●営業マン「そうなんですね。うちは確かに構造体は鉄とALCコンクリート、つまり無機の物しか使っていないから、被害なんて受けようがないと思いますが、、見積もりと一緒に念の為確認しておきますね。」

 

●にゃーりん「よろしくお願いします。(今の電話でもちゃんと調べるっていってくれてたし、シロアリの話はデマだったのかな?でも、どんなに頑張ってもらっても予算20%オーバーか、払えるかしら・・)

 

なんだか雲行きが怪しくなってきたのでした。

 

 

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【住宅展示場デビュー】ヘーベルハウスのプレゼン、本領発揮|ALCコンクリートで作るシロアリ知らずなお家へようこそ

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こないだは脱線してしまったけど、そもそもわざわざ片道1時間以上の住宅展示場に行ったのは、四角い堅牢なお家の説明を聞くため。

なんでも、ヘーベルハウスでは商談にもきっちりマニュアルがあるらしく、初回のイベントに参加して話が合えば、住宅展示場で建物の構造の紹介を受けてもらうと手順が決まっているとのこと。

(前回のイベントに参加した時、半月後くらいに次のアポを提案したら、速攻却下されて翌週の打ち合わせをゴリゴリ推されたりしたけど、多分そういうのも会社の方針なんだろうな・・)

customhome.hatenablog.jp

 

約束の時間の数分前に展示場に着くと、まだ寒い季節というのに外で待ち構えている営業マン。(本当はすぐ手前にあるお手洗いに寄ってから行きたかったのに、目の前をスルーする度胸はなかった・・)

「床暖房が入っているから自然な暖かさでしょ?」「最近は土間収納が流行っているから取り入れてみたけど、収納力多いんですよ〜」などなど、自分の売っているお家に自信満々なのが節々に伝わってくる。が、ちと暑苦しい。

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自信満々に商材を勧めてくる営業マンのイメージ

ダイワハウスのとにかくゴージャスな展示場を見た後だと、展示場にもお家にも個性があるんだなってしみじみ思う←

ヘーベルハウスは確かにお金かけてあるんだろうなって感じはするものの、どちらかというと武骨な感じ。そして何よりびっくりしたのが、営業トークに最適化したであろう効率的な作り。

 

素敵なお部屋を2・3見てテンションが上がったところで、構造体の模型やら、他社の建材やら、実験道具やらが、まさにしゃべる順番ごとにきちっと用意されている。

床が一部だけALCコンクリートを抜いてあって「木造の床とヘーベルハウスの床だと音の響き方全然違うでしょ?」なんてエリアや、朝から加熱し続けたALCコンクリートが他の健在と比べていかに熱を通さないかなんてさながらちょっとした理科の実験室のよう。

 

営業マンも百戦錬磨!といったところで、流れるような饒舌なトーク

このお方、通販番組とか出たら結構ウケるんじゃないだろうか。笑

 

建て替えにあんまり乗り気でなかった父親までもが、思わず身を乗り出して構造体の説明を受けている。

 

なんでも丈夫な鉄骨と軽量ながら高い断熱性能のあるALCコンクリートを組み合わせているから、地震に強いのはもちろん、いつぞやの河川氾濫で唯一流されずに残っていられるほどの堅牢性を実現したのだとか。

そして、構造体には鉄とコンクリート・断熱材しか使っていないから、シロアリの心配も無し!

住宅の平均建て替え年数が30年と言われているなか、9割以上ものお家が60年後にもきちんと残存しているらしい。

 

そうよね、お家ってやっぱり高いから一世代で建て替えとなってしまうと割り合わないものね。私も実家がもっと高機能で長持ちしてくれたらと何度思ったことか・・・*1


60年間でメンテは1回400万円のみという明朗会計も高ポイントだし、最後は屋上からの夕焼け空に家族全員で大興奮。
もうこのまま契約したい・・!と本気で思って見積を依頼。

 

ハウスメーカー探し序盤にして運命の会社に出会えてよかった・・!と翌週のアポを心待ちにしながら帰路についたのでした。

 

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*1:実家はバブル時代に建てられた典型的な建売の一軒家。当時と今とで建築技術が全然違うと言われたらそれまでだけども、私が物心着くまでには押入に衣類をかけておくと1シーズンでもれなくカビるようになっていたり、築20年すぎたあたりから屋根は雨漏りを繰り返し始めるなど、なかなか手強い物件です。

お家を建てるなら今のうち・・!?|資金繰り関連ニュース

先週はお家を建てようとする人たちにはなんだか急かされるようなニュースがてんこ盛りでしたね。

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めぼしいニュースをチェックする人のイメージw

それにしても、全然ニュースなんて気にするタチじゃなかったのに、興味関心がそういう方向に向くと色々目に飛び込んでくるっていうのは面白いよね。

 

にゃーりん的お家ニュースその1

住宅ローン減税の13年間特例が、2020年10月から2021年9月に契約→2022年末までに入居まで適用。

news.yahoo.co.jp

ただ、これよく考えないと金利とどっちを取るのがお得か理論は検討の余地ありよね。。

 

■にゃーりん的お家ニュースその2

火災保険が今までは最長10年で組めていたのが5年に短縮されるらしい。

www.jiji.com

一回に支払う総額は下がるけど、一年あたりの掛け金が上がったり、なんなら改定のたびに料率が悪くなる可能性も大。

これは今年のうちにぜひ契約を済ませてしまいたいところ。

 

■にゃーりん的お家ニュースその3

都心部を中心に土地のお値段が結構大きく下がったらしい。

www.sankei.com

私の場合は建て替えだから、あんまり関係ないけど(固定資産税が多少は抑えられる・・・のかしら?)土地を探して一からお家を建てようとしているご家庭には結構朗報なんじゃないかな。

 

土地のお値段は安くなって、住宅ローン減税は好条件が継続して、火災保険料は来年から値上がりなんて、話がちょっと出来すぎなくらい今はビックチャンスってことよね。

今お打ち合わせ中のハウスメーカーでも駆け込み需要がすごいらしく、「ここから忙しくなりそう」と嬉しそう。笑

 

かたや、休日に都庁の駐車場とか通りかかると炊き出しっぽいものにものすごい行列をしていたりして、なんだか歪んだ世の中になってしまったものだと思ったりもするけども・・まぁ私にそういう人たちをどうこうしてあげることは無理だから、せめてお仕事頑張ってお金を貯めて、好き勝手消費活動をすることで、回り回ってなんかしらの役に立てばいいなと思う次第です。笑

 

今週も頑張って生きようと思うよ。

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住宅メーカーって人の顔色見る業界なのかしら?|住宅展示場ではじめての商談

担当者の体調不良により、完全にリスケになったつもりでいたダイワハウス

customhome.hatenablog.jp

自宅から結構遠い場所にある住宅展示場だったから、別日に出直すのは嫌だし、違う住宅展示場にしてっていうのも変だしな〜と思って、今のところの建て替え希望条件をメールして、資料だけ後日送ってもらう手筈にした。(完全にそのつもりでMハウスのアポまで取ってしまった。)

 

しかし、私が送ったメールを見て確度高いと思ったのか、完工希望時期が早めだから急がねばと思ったのか、別の人のアサインができたと態度急変するようなメールが届く。

まぁこちらとしても、木造住宅推しのメーカーよりは軽量鉄骨に興味あるし、、ということでダブルブッキングになってしまったミサワホームの打ち合わせは旦那にパスして、ダイワハウスへ。

 

ダイワハウスの特徴は標準で2.7mの天井高さで、ダウンフロア推しなので、とにかく体感面積が広い。華やか。

全然知らなかったけど、ここはきっと割と高級ハウスメーカーなのね。

 

1人で来たっていうのもあってちょっと緊張したけど、ミーティングルームに通されて、今日は来れないって言ってたはずの責任者が颯爽と登場。

「担当者体調不良で、自分も別件ありって言ってなかったっけ!?おーい✋」って内心拍子抜けして、一気に気が抜ける。笑

 

初っ端からなんて適当なんだ、ダイワハウス

 

しかも、メールしてから打ち合わせまで時間なかったのに手書きの間取りラフまで出てきた。

「やればできるんじゃん」っていうのと、人の顔見るんだなぁっていうのとで、頑張ってくれたのは分かるけど・・なんだか話を聞けば聞くほど萎える!

 

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ゆるい営業責任者のイメージ(実際のお方はもっと若くてもっとふにゃふにゃしてた←)


一通り構造や間取りの説明を聞いたところで、2021年春のキャンペーンやってるとかで今すぐ申込むと本体工事費が20%オフとたたみかけられる。

すごい割引率。

お洋服のバーゲンセールじゃあるまいし。


あまりの値引率にグッとくるものの、見積取るのに申込金がいるという謎の仕組みに躊躇する。


なんでもお見積もりを取ってもらうのに10万円振り込まないといけないらしい。

もちろん契約しなかったら返金になるだけらしいんだけど、なんとも面倒くさい。

自慢じゃないけど、私、ATMで振込とかやったことないぞ。

なんなら公共料金すら自分で払ったことないぞ←

 

そうこうしているうちにフェードアウト。
今思えば全体的に適当で大事なお家を任せるには不安ということで、今更深追いしなくていいかなって感じ。

 

翌日仕事の打ち合わせを何件かこなしてみて、ふと疑問に思ったんだけど、住宅メーカーって大手の会社さんでも、ビジネスマナーというかなんというかってあんまり重視されないのかな?

BtoCの業種だとあんまりそういうの、気にする人も少ないのかしら?

 

なんだか色々思うところだらけとなった初商談だったのでした。

 

 

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住宅展示場デビューすら一歩進んで二歩下がる状態・・

ヘーベルハウスの営業マンのゴリ押しにより、人生初の住宅展示場デビューが決定。

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それも、自宅から30分もしないくらいのところに2年くらい前にできたばっかりのピカピカの展示場があるにも関わらず、片道1時間以上かかる実家近くの展示場にいきなり親まで呼び出して大騒動。

 

初対面の人にそんな無茶振りするなんて、今思えば自己中というか強引なお方だというのが、節々にあるけれど、その時はテキパキ情報をくれる仕事が早い人くらいの印象。(お家建てるって大ごとだし、そういうものかな〜なんて思っていたのだから我ながら世間知らずすぎる)

 

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四角くて堅牢そうな家(にゃーりんのイメージ)

とはいえ、せっかく住宅展示場に行くからにはもう1社くらい話を聞きたい!と思って、軽量鉄骨の取り扱いがあるダイワハウスにも見学予約をポチ。

 

自分で初めて興味を持って問い合わせを入れたのもあって楽しみにしてたんだけど、住宅展示場の責任者を名乗る人から、2日くらい前になって担当者が体調不良になってしまって、リスケさせてほしいとメールが入る。

 

近所の展示場ならそれもいいんだけど、遠方の展示場だから他の日は絶対無理だ!となり、資料だけ受け取って、ミサワホームの蔵を見に行くことに。

 

軽量鉄骨で相見積もり取る計画はあっさり頓挫したのでした。

 

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建築事務所で家を建てる案を検討|狭小地でも二世帯住宅が建てたいのだ

今週は初の建築事務所訪問してきました。

 

初期の頃から、設計士さんに完全オーダーメイドでお家を建ててもらうことにはとても興味があったのだけど、営業色のないおすまし系(?)の事務所にばっかり当たってしまって、なかなか苦戦。

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全然打ち合わせにすら辿りつかないんですが〜!?って思いつつも、10件くらい問い合わせを入れたところで、ようやく気さくな建築士さんにたどり着く。

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ご機嫌で電話をする女性のイメージw

おそらくそこそこ人気のあるお方なので、メールから初回のアポまで約半月。長かった・・・!

 

その分ものすご〜く楽しみに伺ったのですが、どうも四角くて堅牢なお家の後だとあまりメリットが感じられないような・・。

 

建築士さんも得意分野がそれぞれだろうけど、私がお話をした方はざっくりこんな感じ。

●価格圧縮のため木造推奨

鉄骨造も手がけたことはあるけど、一般家庭なら木造で十分。最近は建築技術も進歩して、断熱性能も高いから快適に暮らせる!

 

●屋上はハイリスク

木造のお家は地震が来たときに、木材がある程度しなることで揺れのエネルギーを吸収するから、防水材に隙間や亀裂が生じやすい。

万が一の雨漏れになってしまった時に、木材は腐りやすく、そこからカビやシロアリが発生してしまうことも。

屋上を作っても結局は使わない家庭が多いから、大きめのベランダを作るのが良いのではないか?

 

工務店は小回りが効く

小規模の工務店は、周りからの評判で持っているから、何かあった時にはすぐ駆けつけてくれるので安心。大手のハウスメーカーだと、クレーム入れてから業者到着まで数日待つことも。

 

全体的に鉄骨の強靭さと60年保証の話の翌日だとかすむ印象。
ちょっと違うかなと思いつつ、間取りのラフスケッチまでは無料で描きますよと言ってくださったので、ご好意に甘えてお願いしてみることに。

 

果たしてどんな仕上がりになるのでしょうか?

 

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ヘーベルハウスのイベントに参加してきたよ|注文住宅に翻弄されまくり

ヘーベルハウスの「1級建築士と考える理想の間取り相談会」なるものに参加してみようとぽちり。

この時は本当に軽〜い感じのイベントを想像していたのだけど、翌日の朝10時ぴったりに営業マンからすぐさま電話がかかってきてびっくり。

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「間取りのプランニングを作成するにあたって、建て替え検討地の住所など教えてもらえますか?」などと、言われるままに実家の住所を伝える。

お互いの家の住所なんて、普通の商取引だとあんまり伝えないけど、家だもんな。

建てる場所分からないと、どうしようもないよね。なんてここでも自分の世間知らずさをちょっと実感←

 

そして、いよいよ待ちに待ったイベント当日。

奇遇なことに、先週待ち合わせに失敗した例のビル。笑

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でも、今回の担当さんは仕事キッチリしているからね。

ビル名も合っていたし(当然w)、乗るべきエレベーターが何番かまで案内してくれていたので、私たちには珍しく5分前到着。素晴らしい!

 

なんとなく「イベント」を想像していたのだけど、いざ着いてみるとめっちゃ商談室。

しかも、コロナの影響もあってか、ビルには私たち以外誰もいない。これは専業主婦とかされている方はかなり緊張しそうだな〜なんて思いながら打ち合わせスタート。

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ゴリゴリ提案してくる営業マンのイメージ。大好きなぱくたそより。実際の担当者はもっと清潔感ある方でしたw

「おうちの建て替え、いつ頃から考え始めたんですか?」

「建て替えでどんなことを実現したいですか?」なんて、もう本当に普通の商談。

 

私たちも別にイベントできゃっきゃはしゃぎたかったわけではなくて、家の建て替えについて効率よく色々と知りたかったので、結果無問題。

 

しかし、すごいよね。数日前に住所を伝えただけなのに、登記簿は取り寄せてあって、「第一種低層住宅エリアだから、今回建てられるのは2階建までが良さそうですね。」とか、「北側斜線がかかってくるから、建物のこの辺りは低めに作らないとですね。」だとか具体的な情報がバシバシ出てくる。

 

そして、私たちが1番気になっていたお財布情勢のことも一から説明してくれる。

 

おうちを建てるには建物本体以外にも色々とやるべきことがあって、想像しているよりもはるかにお金がかかること*1。「一般的なヘーベルハウスだとこの項目はこのくらいのお値段ですね〜」なんてサラサラ言っている間に、いつの間にかローンの月額返済目安まで弾いてある。強い。


ここまでくると、好き嫌いはかなり分かれるだろうけど、具体的な情報を求める短気な私たちには意外と好印象。

理想的な間取りにはまだまだ遠いけど、実家の面積でもなんとか二世帯住宅建てられそうだと一安心。

 

しかし、最後に唐突に重量鉄骨キャンペーンのパンフレット差し出される。

実家の土地、そんなに広くないから軽量鉄骨で壁を薄くしましょうってさっきまで言ってなかったっけ?とちょっとポカーン。

 

何がメリットなんですか?って聞き返すと「重量鉄骨はより堅牢なのと、窓を大きく撮れるので開放感のあるお家が建てられます。」とのこと。

 

にゃーりん:「でも、狭くなっちゃいますよね?値段はどうですか?さっきの話だと今回かなり予算ギリギリで厳しいねって話でしたけど・・」

 

営業さん:「値段も重量鉄骨の方が高くなります」

 

にゃーりん:「え?高くなるんですか?」

 

営業さん:「はい、高くなります。そもそも重量鉄骨は軽量鉄骨よりも高い商品ですからね。それがこのキャンペーンならほぼ差額なしで建てられてるんです(ドヤ顔)」

 

にゃーりん:「それってでも、当初の予定通り軽量鉄骨で立てればいい話ですよね?」

 

営業さん:「まぁそこは自由です。でもお得なので、このキャンペーン利用した方がいいと思いますよ」

 

にゃーりん(心の声):「あれ?なんだか急に噛み合わなくなってきたな・・」

 

手元のパンフレットを見ると、参加条件に契約まで相見積もりを取らないことをお約束いただける方とある。

ああ、そういうことか。お家って単価高いからたくさんの会社に話聞いて、相見積もり取らないと大変なことになるのね、と思う。


最後、ギクシャクしたものの、まずは家を見て欲しいと強くプッシュされて翌週に住宅展示場でアポをとって解散となったのでした。

 

しかし、ハウスメーカーとの打ち合わせって毎回2時間は平気でかかるのね。

一応日々社畜としていろんな打ち合わせに出ているけども、2時間超えてくると結構辛いものがあるよ←

 

客でさえ、こんだけ辛いんだから、営業マンも大変だよね・・

 

 

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*1:地盤改良とか、工事費とは別に照明器具やらカーテンやらの金額が発生するとか、ローンの事務手数料も思っていたよりもずいぶん高いとかとか。この辺りはそのうち別で記事を書こうと思っているよ